うつ病と向き合うこと

うつ病や生活と向き合う日常や考えについて書いていきます。

「がんばって」と言っては絶対にいけない?

      2015/09/12

前回、「がんばって」という言葉をうつ病患者の方にかけることが良くないという理由をお話ししました。

では絶対にいけない言葉なのかというと、そうでもないんです。

時期によるんです。

苦しい時期に、周りの方々から励ましの声をかけられることが苦痛であることはお話ししました。

でもその励ましが素直に受け取れて、ほんとうに励みになる時期があります。

それは本人が回復期にあって、休職から復職されるような大きな努力をされている時です。

復職の時期を例として説明しますと、たとえ2週間〜1ヶ月程度の休職であっても復職は本人には大きな壁です。

時間に縛られず、起きたい時に起き、眠りたいときに眠るという生活を少しでも続けた方には、決まった時間に起きなければならないということすら負担です。

満員電車でゆられることも苦痛です。
肉体的な苦痛はもちろん、苦しくて休んでしまった、逃げ出してしまった職場へとゆられて行くのですから。

そのような患者さんが大きな壁を乗り越えようとしている時期、「がんばって!」と言われることは患者さんにとって励みになり、「そう。私は今がんばる時。」と素直に受け取りやすいのです。

だから時期によるということなんです。

ただ問題は「周囲の方がその時期を見極めることは大変難しい」ということです。
周囲の方すべてがうつ病経験者であるわけではないし、たとえあってもその症状や環境は人によって様々ですから。

なのでうつ病の方が周りにいらっしゃる時は、「見守りつつもそっとしておく」というのがベストだと思います。

次回は、今日のお話につながる「うつ病患者に使ってはいけないNGワード」についてお話しします。

 - KEITAさんの記事