うつ病と向き合うこと

うつ病や生活と向き合う日常や考えについて書いていきます。

なぜ街の精神科クリニックが雨後のタケノコのように増えているのか

      2015/09/12

前回の「病院選びをするときに知っておくべきこと」でその根本原因である「標榜主義」についてお話ししました。

空恐ろしいことですが、日本の医療行政とはこんなものです。
厚労省、製薬会社、精神医療業界(あえて学会という言葉は使いません)を信用していたら、自分の脳と身体は守れないということをはっきり理解されることが重要だと思います。

では本題の「街の精神科が雨後のタケノコように増えているのか」ですが。

それには大きく言って3つの理由があります。

まず一つ目は市場が拡大していること

病気の患者さんの数のことを「市場」と表現することに違和感を覚えられるかもしれませんが、そんなことはありません。
病院であろうと、レストランであろうと、魚屋さんであろうと全ては市場原理によって動きます。
経営がなりたたない事業には誰も手を出しません。

近年、うつ病をはじめ心の病の患者数は増える一方です。
厚労省が「うつ病は心の風邪」といった大キャンペーンを張って、患者さんが精神科を訪れやすくしたことも大きいかと思います。
このキャンペーンは精神科の敷居を下げたことには一定の評価ができるかと思いますが、反面とても軽い症状の方を精神科病院に誘い込んだという結果をもたらしました。

また、ネットで検索すればうつ病に対しての「うつ病のXXテスト」なるものが山ほど出て来ます。
これらは健康に問題のない方が受けても6割くらいが「心の問題あり」という結果がでるようです。
心の状態に不安のある方がテストしてみれば、どんな結果になるかは火をみるより明らかです。

このように厚労省、製薬会社、精神医療業界は3者一丸となって患者数の拡大に努力しています。
マスコミ、ネット、出版物、ありとあらゆる方法で。

市場が拡大している業界に店舗を出すことはリスクが低いので、そこに出店する傾向は加速するわけです。

なので、

市場(=患者数)を拡大して、店舗数(=病院、クリニック数)を増やして、売上(=診療費と薬代)を拡大させるという手法

が長年続けられているわけです。

今の精神医療業界の構図がおわかりいただけましたでしょうか?

3つの理由のあと2つは回を改めてお話しさせていただきます。

 - KEITAさんの記事