うつ病と向き合うこと

うつ病や生活と向き合う日常や考えについて書いていきます。

家族がうつ病にかかったら

      2015/09/12

うつ病にかかった患者さんのご家族は、さぞ心配されることでしょう。
・しゃべらなくなる。
・以前興味を持っていたことにも反応しない。
・食事をしなくなる。
・あまり眠れてもいないようだ。
・入浴や歯磨きなど、身の回りのこともしなくなる。

などなど。

病気の症状が身体的なものでなく、周囲の人間から見ても判りづらいことが多いからです。
慣れている人が多い訳でもありませんし。

上記の様なはっきりとした症状が出た場合は早めに精神科のクリニックを受診して、投薬してもらいましょう。
投薬される薬は効き目が現れるまで早くて2週間、遅いものは4週間以上かかります。

「眠れない」とか「ストレスがたまってやる気が出ない」などの軽い症状でクリニックを受診することは良くありませんが、明らかな症状が出ている場合は薬効が出はじめるまでの時間を考えた上で、受診の時期を決めることをお勧めいたします。

私はうつ病で精神科の治療を受けることには必ずしも賛成ではないのですが、初期については患者も家族も動揺しているし、投薬によって患者の苦しみは一時的に抑えることができます。
精神的な支えという意味でも、受診する価値はあります。

私はうつ病は薬では治らないと考えており、初期の2ヶ月以降は投薬を減らし始めて、徐々にゼロに近づけていくことが大変重要だと思っています。

抗うつ薬等の薬はあくまで対処療法です。
根治させるわけではありません。
向精神薬には、一般にあまり知られていない強い副作用や依存性があります。
でも、うつ病にかかった初期には投薬を受ける価値はあると考えています。

「それでも長期間改善しなかったらどうすべきか」については回を改めさせていただきます。

 - KEITAさんの記事