うつ病と向き合うこと

うつ病や生活と向き合う日常や考えについて書いていきます。

45.運動療法

   

うつ病になってから約1年が過ぎた。
そして私は7月から通っていたジムを休会することにした。
まずうつ病を治す手段として薬での治療が必要になるということがあるが、もちろん運動療法という手段もある。
しかし、私がうつ病になった原因に「フィットネスインストラクターとしてのプレッシャー」というのもあったから身体を鍛えることもフィットネスに向き合うこともできなくなった。
当然勉強しているときに使っていた参考書が入っている本棚など(扉付き)は開けることができない。
そこで8か月休会をした。

まずはフィットネスから目を背けたくなったのだ。

いや、正確にはフィットネスと向き合うことが難しくなってしまった。
そうすると記憶がよみがえるから。
あの上司の顔や声も…。

そして年が明け2月にフィットネスクラブに通うことを再開した。
それはようやく自分が身体を動かすことに目を向けたからだ。
もちろん身体を動かすことは好きだ。
小さいころから外で遊んでいたりはよくしたし部活も入っていた。

しかし、今でもそうだけれど好きなインストラクターのレッスンを1本受けるだけで精一杯の体力になってしまった。
でもレッスンを受けてまずは楽しもうと思った。
ストレングスマシンと言われる筋トレマシンはまだトライしていない。
楽しく身体を動かすことが先決だと思うから。
でないと通えなくなる。

そこで運動がうつ病に効果的という理由について簡単に説明してみるとこんな感じだ。
それは脳に関係してくる。
脳には前頭前野や記憶するための海馬と呼ばれる部分があるが運動するとこのサイズが大きくなる。
そうすると血液の量も増える仕組みになるのだ。
さらにBDNF(脳由来神経栄養因子)というものも増加してくる。
逆に言うとうつ病になるとこれらが低下してくるということ。

BDNFは名前の通り栄養と捉えていただくとわかりやすいとおもうが、この栄養が増えると脳の神経が活性化されるのだ。
そうすると、セロトニンと言われる精神を安定させてくれるホルモンが増えたり、興奮させてくれるノルアドレナリンなどのホルモンを分泌する神経も増える。
そうするとうつ病の改善につながるといわれている。

確かに私自身精神が不安定であるからセロトニンの分泌を増やす薬を飲んでいる。

しかし薬だけでは限界がくるはずだからたまには外に出て運動するのがうつ病患者、すなわち私にとっては必要なことだと思う。

最後に私は徐々に回復しているという意識があるけれど周りにそういう人がいたらその人のペースで治療を進ませてあげてほしい。
無理に運動をすることが大事だ。など、できないことを強制的にやらせるとどうしても不安からくるパニックになることがあると思う。

必ずその時がくるから…。
自分で何かしようと思うときが…。

それは私の体験談からいえることだ。
ご精読いただきありがとうございました。

 - そーちゃんさんの記事