うつ病と向き合うこと

うつ病や生活と向き合う日常や考えについて書いていきます。

7.経験者から話を聞く

   

インターネットでどんなに調べても原因や症状は様々だと思う。
私の幼稚園時代からの親友が高校時代に
「パニック発作」にかかっていたので彼女は私が病気にかかったと知らせると
すぐに会いに来てくれた。

いつもはガールズトークが止まない私たちだけれど、
今回は同じ立場になってわかることが多々ある。

当時はある程度の原因は聞いていたが
直接的な原因はなんだったのか。
彼女はどのようにして治療したのか。
色々と話しをしているうちにいわれたのが
「病院合ってる?」という言葉だ。

確かに、専門的なことはわからないが、
ベースの知識があって、患者がいてそして考えや経験を得た医者がいる。

正直なんともいえなかった。
私の性格を見抜いてくれるのはもちろんだが、
「そうじゃない!」と思うことは主治医に言ってしまう。
ただ、居やすい環境であることは間違いない。

親友だけではなく私と全く同じ症状の女性に出会った。
それは行きつけのBarでお会いした3度目のお話だ。

彼女には仕事を休職していることを伝えていたが
それ以外は職業しか伝えていない。

その3度目にお会いした時には店内が混んでいたので
面識があった私の隣の席をあけて話をしながら飲むことになった。

最初はたわいもなく「混んでいるよね~」等のやりとりを
していた。
そして急に彼女の口から
「掘り下げてもいい?私と同じ人種だよね?」
と言われた。
最初はよく意味がわからなかったがすぐに理解した。
彼女も”適応障害””パニック障害”であるということ。

そこから私たちは一度お店を出てゆったりとしたところで
ワインを開け、飲みなおした。

そして当時の彼女の状況を聞いた。
当時は大学生でダブルスクールがきっかけだったということ。
過保護の親とのやりとり。
リストカット。
自暴自棄や発狂。
なんどもそれで暴れて救急車で運ばれたりしたこと。
どんどん薬の量も増えていき一時期は
障害者手帳を持つ手前までいったなど。

いまは仕事をしているけれど理解のある上司で
発作がでること。電車も途中で降りてしまうこと。

彼女の経験を聞いて自分ではどうすることもできないけれど、
やっぱり頼る人間が必要だと感じた。

そして私たちはまたいきつけのBarへと戻った。

2か月ぶりにたまたまBarで彼女とお会いした。
状況を心配してくれて切り刻んだ状態の私の手首を
そっとさすってくれた。
それだけで私は十分だった。
普通ならば「もうやるなよ」そんな言葉を
当たり前に言われるけれど、
同じ痛みや苦しみを知っている彼女は
何も言わずあったかい手でそっと包み込んでくれた。

 - そーちゃんさんの記事